2022.07.12
健康

汗ばむ時期にみられる「汗疱状湿疹」について

汗疱状湿疹ってどんな病気?

汗を多量にかいて汗腺が詰まると、分泌されずに皮膚内にたまった汗が水疱となり、それが破れて炎症を起こすことでかゆみや痛みが生じる場合があります。多汗症や金属アレルギーとの関連が指摘される病気ですが、ストレスや自律神経の失調も関係しているといわれています。水虫のように菌による病気ではないので、他人に感染する心配はありません。

どうやって治療するの?

有効な治療法は見つかっていませんが、患部をかきむしるとかゆみがますます激しくなるため、早めに皮膚科を受診しましょう。一般的には、ステロイド外用剤で症状を改善しながら、角質層を整えるためにローションやクリームで保湿していきます。かゆみが強い場合は、抗アレルギー薬の内服薬が処方されることもあります。

水虫と勘違いして水虫用の市販薬を使い、症状が悪化するケースがあるので注意が必要です。

汗疱状湿疹の予防法は?

  • こまめに手足の汗を拭きとり、清潔に保ちましょう。
  • 水仕事をするときはゴム手袋をつけましょう。

「イッチ ・スクラッチサイクル」に注意!

この悪循環でどんどん皮膚の炎症が進み、皮膚のダメージが大きくなることを 「イッチ・スクラッチサイクル」 といいます。このような状態になると治るまでの時間も長引くため、肌の保湿や保護など日頃からこまめに肌ケアすることが大切です。
また、就寝中のかきむしりによって悪化することがあります。対策として、入浴後に保湿する、手袋をつけて寝るなどして、肌のケアとかきむしり予防を試してみてはいかがでしょうか。

※「イッチ」とは、かゆみの事を言います。

本コラムは「 ゆたか倶楽部 」の記事を転載しております。

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