2022.07.12
健康

長引いてつらいこともある「口角炎」について

口角炎ってどんな病気?

口角(唇の左右両端の部分)は、顔の中でもとくに皮膚が薄く、刺激を受けやすい、荒れやすい性質があります。その口角に炎症が起き、赤みや腫れが生じます。そして亀裂が入り、痛みを伴います。やがてかさぶたが作られますが、 会話や食事の際に口を大きく開けるとまたひび割れて亀裂が生じる。これを繰り返してしまうのです。

口角炎を引き起こす原因

体調不良や外部刺激などが原因と考えられ、カンジダ菌(カビの一種)による感染での発症もみられます。カンジダ菌は元々体内にいる常在菌で、通常の状態であれば口角炎にはなりません。しかし、 疲労やストレスで免疫力が下がると増殖し、口角炎を引き起こします。 他にも、乾燥や唇をなめる癖、ビタミン栄養不足、化粧品による刺激が原因となることもあります。中には、糖尿病などの病気や、治療中の薬剤によって口角炎が起こりやすくなる場合もあります。

口角炎の予防方法・早く治すには?

1 唇・口角をなめない、触らない。
※唾液には消化酵素が含まれているため、それが刺激となって口角炎ができやすくなります。また、なめることで唾液の水分が蒸発する際に、もとから唇にあった水分も一緒に奪われてしまいます。

2 刺激の少ないワセリンやリップクリームで保湿する。

3 ストレスや疲労をためず、十分な睡眠をとる。

4 ビタミンB2・B6B群を摂取する。(レバー、牛乳、豆類、緑黄色野菜など)

なかなか治らない場合は、皮膚科や口腔外科で相談しましょう。

口角炎と間違えやすい「口唇ヘルペス」って?

口角炎と間違えやすいウイルス疾患である口唇ヘルペスは、唇や口の周囲に小さな水泡ができ、チクチクした痛みやかゆみを伴います。風邪をひいて発熱したときによく現れるため「熱の花」ともいわれ、その他にも疲労やストレスなど、免疫機能が低下したときに発症しやすくなります。口唇ヘルペスは人にうつるため、早急な医療機関への受診が望まれます。また、タオルなどを人と共有しないなど感染予防を意識しましょう。

本コラムは「 ゆたか倶楽部 」の記事を転載しております。

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