基本の紫外線対策7選
紫外線の影響は日焼けなどのすぐに表れる反応だけではありません。長い期間浴び続けることで、あとからシミ・しわ・たるみなどの肌老化につながります。
こうした影響を避けるためには、日頃から紫外線対策をするのが大切。最初に基本的な7つの紫外線対策を紹介します。
紫外線の強い正午付近の外出を避ける
日焼けをしないためには、紫外線に当たる時間を減らすことが重要です。
1日の中で紫外線が最も強くなる時間帯は、正午をはさむ数時間といわれています。
時間帯別紫外線照射量と日射量に占める割合は、夏の午前10時~午後2時に1日のおよそ70%、冬の同じ時間帯では1日の照射量の80 ~ 85%を占めることが分かっています。
日焼けをしないためには、なるべく正午付近の外出を避けるとよいでしょう。
参考:環境省 「紫外線環境保健マニュアル2020」
日焼け止めを塗る
「日焼け止めを塗るのは、日差しが強い日だけ」といった方も多いようですが、 毎日使うのをおすすめします。 汗や皮脂で効果が落ちるため、2~3時間おきに塗り直すのが理想です。外出時は日傘や帽子をプラスして、直射日光をブロックするのもお忘れなく。
しっかり保湿ケアをする
紫外線を浴びた肌は、バリア機能が低下して乾燥しやすい状態になっています。 毎日のスキンケアでは、しっかり保湿することが大切です。 化粧品は刺激の少ないものを選び、優しく肌になじませるように塗布しましょう。
日陰を歩く
日差しが強い時間帯に外にいる時には、
毎日なるべく日陰を歩くようにすると紫外線対策につながります。
しかし、私たちが浴びる紫外線は、太陽から直接のものだけではありません。空気中で散乱したものや地面や建物から反射したものもあるのです。
直射日光に当たらない日陰であっても紫外線を浴びていることを意識することが大切です。
参考:環境省 「紫外線環境保健マニュアル2020」
肌の露出を少なくする
長袖の服や襟付きのシャツのように、
肌の露出が少ない衣服の方が首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。
皮膚に到達する紫外線を減らすためには、しっかりした織目・編目を持つ目が詰まっている衣服を選ぶことが大切です。
しかし、通気性や吸収性が悪い衣服の場合、暑い時期になると熱中症の心配が出てくるので、無理のない範囲で着られるものを選ぶようにしましょう。
参考:環境省 「紫外線環境保健マニュアル2020」
日傘や帽子を活用する
日差しが強い時間に限らず、
外出時は、日傘を利用したり帽子を被ることで紫外線対策になります。
また、帽子を被ることで肌だけでなく、目の紫外線ばく露は20%程度減少することが分かっています。
特に、日本で昔からよく使用されている麦わら帽子のように幅の広いつばのある帽子は、より紫外線から肌や目を守ることができます。
UVカットサングラスを着用する
紫外線を防ぐ効果があるサングラスや眼鏡を使用すると、目の紫外線ばく露を最大で90%カットできることが分かっています。
紫外線対策でサングラスや眼鏡を使う場合は紫外線防止効果のはっきり示されたものを選びましょう。
強い紫外線から目を守るためには、ゴーグルタイプや顔にフィットしたある程度の大きさを持つUVカットサングラスをかけ、帽子もかぶるとよいでしょう。
参考:環境省 「紫外線環境保健マニュアル2020」
日焼け止めの選び方
日焼け止めを毎日塗るのが大切とお伝えしましたが、日焼け止めは効果が高いものほど肌への負担も大きいというデメリットもあります。
また、日焼け止めを選ぶ際には、紫外線の種類を把握することも必要です。紫外線の種類であるUVAは地表まで届くという特徴があります。
一方、UVBは一部オゾン層で吸収されるが、地表まで届くという特徴があります。日焼け止めは、利用シーンに合わせて使い分けることが大切です。
数値が大きいほど、UVBに対する防止効果が高い。
数値が大きいほど、UVBに対する防止効果が高い。
「+」の数が多いほど、UVAに対する防止効果が高い。
「+」の数が多いほど、UVAに対する防止効果が高い。
日焼け止めの正しい使い方
くもりや雨の日も日焼け止めを塗る
天気によって紫外線はどのように変わるのでしょうか。晴れの日の紫外線の量を100%とすると、くもりの日は約60%、雨の日は約30%程度の紫外線が降り注いでいます。そのため、どんな天気でも日焼け止めを塗るようにしましょう。
紫外線量のイメージ
マスクの下にも日焼け止めを塗る
マスクで紫外線を完全に防ぐことはできません。マスク荒れが気になる人は低刺激の日焼け止めを使って紫外線を防ぎましょう。
「マスク焼け」に注意!
顔にマスクの日焼けあとがついてしまうのを防ぐため、日焼け止めは顔全体にまんべんなく塗りましょう。とくに顔の側面から耳にかけては塗り忘れが多いので要注意!
子どもは、子ども用の日焼け止めを使う
刺激が少なく保湿力の高い子ども用の日焼け止めを使いましょう。石けんで落とせることも選ぶ際のポイントです。
日焼け止めは製品に合った方法でしっかり落とす
日焼け止めの塗りっぱなしは肌への負担につながります。就寝時にはしっかり落とすことが大切です。ウォータープルーフタイプであれば、クレンジングクリームをやさしくなじませ、35℃程度のぬるま湯で洗い流します。水で落とせるタイプのものであれば、洗顔料をよく泡立てて、優しく洗いましょう。
昨年使い残した日焼け止めを使うのはNG!
日焼け止めは開封後1年以内で使い切りましょう。「去年の使い残しが出てきた」といった場合は、破棄するのがおすすめ。長期間放置された日焼け止めは成分が変質している可能性があり、使用すると肌トラブルを起こす可能性もあります。
体の内側から美肌対策!
ビタミンCには、シミやくすみのもとになるメラニンの生成を抑える働きと、メラニン色素を薄くする働きがあるといわれています。またトマトに豊富に含まれるリコピンには、紫外線による炎症を抑えたりコラーゲンの減少を防ぐ働きがあるため、積極的に摂取しましょう!