2024.11.14
美容

【皮膚科医監修】美容クリームの適切な選び方を徹底解説

美容クリームの役割とは?

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美容クリームは、主に肌にうるおいもたらすことを目的とした保湿クリームです。乾燥を防ぎ、しっとりとした肌をキープする役割があります。多くの美容クリームには、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれ、肌のバリア機能を強化します。また、ビタミンCやEなどの抗酸化成分が配合されているものもあり、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。

さらに、マッサージ効果のある製品は、血行促進やリフトアップが期待でき、透明感のある肌へ導いてくれます。ドラッグストアでもさまざまな目的の美容クリームを手に入れることができます。

【全世代共通】美容クリームを選ぶ際のポイント

美容クリームを選ぶ際には、配合されている成分、とりわけオイル成分や水溶性の保湿成分をチェックしましょう。自分の肌タイプやニーズに合った成分を選ぶことで、より理想的な肌に近づけます。

オイル成分

美容クリームを選ぶ際にはまず、オイル成分の種類に注目しましょう。

保湿効果を期待するなら、炭化水素油を使用したクリームが候補となります。ベタつきはあるものの、しっとり感が持続します。
モチっとしたやわらかい肌を目指すなら油脂です。炭化水素油ほどの保湿力は期待できませんが、軽いテクスチャーでベタつきが気になる方には使いやすいオイル成分です。
炭化水素油と油脂の中間の保湿力を求めるなら、エステル油を探しましょう。

自分の肌タイプやニーズに合ったオイル成分を選ぶことで、より効果的なスキンケアが期待できます。

水溶性の保湿成分

美容クリームではオイル成分のほかにも、水溶性保湿成分のチェックも大切です。水溶性保湿成分は角層に水分を届ける役割を担い、肌のうるおいを保つといわれています。

水溶性保湿成分の代表選手はグリセリンです。グリセリンは、水分をたっぷりキープできる成分で多くの製品に使われています。
ヒアルロン酸Naやソルビトール、マルチトール、シロキクラゲ多糖体などの糖類も、高い保湿効果が期待できます。

ただ、これらの成分入りのクリームは使用感がベタつくことがあり、それが気になってしまう方もいます。その場合は、BG(ブチレングリコール)やDPG(ジプロピレングリコール)などの成分が入ってるものを選んでみましょう。

敏感肌の方はシンプルな成分構成

敏感肌の人は、クリームのなかに入っている成分の数が少ないものを選ぶのも一つです。

成分が少なければ、肌に合わなかった場合に原因を特定しやすく、次回の選択に役立ちます。
基本的には、「敏感肌向け」を謳っているブランドや皮膚科医などがおすすめしている製品を選ぶと安心です。これらの製品はアレルギーテストをクリアしていることが多く、負担の少ない成分が使用されているため、デリケートな肌でも安心して使いやすい傾向があります。

【年代別】美容クリームの選び方

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年代ごとの肌をレスキューしてくれる美容クリーム。それぞれの年代のニーズに適したクリームをセレクトすることで、美肌を目指しましょう。

10代の美容クリームの選び方

10代はホルモンバランスの変化により、乾燥やニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなる年代です。美 容が気になりはじめるお年頃だからこそ、保湿やバリア機能を強化し、健康的な肌を保つためのサポートをしてくれる美容クリームが必要です。

オイリー肌には軽いテクスチャーのクリーム、乾燥肌にはしっとりとしたクリームがおすすめです。敏感肌は、敏感肌向けの成分や無添加の製品を選ぶと安心です。自分の肌タイプに合った美容クリームで、10代の肌本来の美しさを取り戻しましょう。

20代の美容クリームの選び方

20代は肌の新陳代謝が活発である一方、仕事のストレスや残業、夜遅い飲食といった生活習慣や環境の影響で肌トラブルが起こりやすい年代です。
カサつくのにテカつくアンバランスな肌や、乳液だけ では乾燥しがちな肌には、20代でも美容クリームが必要です。この時期にしっかりとしたスキンケアを行うことで、将来的な肌の老化を防ぐことができます。
乾燥肌には保湿成分が豊富なクリーム、オイリー肌には軽いテクスチャーのものが適しています。また、抗酸化成分やビタミンCなどを含む製品は、肌のトーンを明るくし、活力を与える効果があります。

30代の美容クリームの選び方

肌の老化が徐々に進行し始める30代にも美容クリームが必要です。コラーゲンやヒアルロン酸の減少により、肌の弾力やうるおいが失われやすくなります。このため、しっかりとした保湿が求められます。
美容クリームを選ぶ際は、朝にはベタつきの少ないテクスチャーの製品、夜は保湿力の高い製品と、使い分けるのもよいでしょう。また、レチノールやペプチドなどのエイジングケア成分を含む製品を選ぶことで、シワやたるみの予防に効果的です。

40代の美容クリームの選び方

40代は肌のエイジングが顕著になり、乾燥やシワ、たるみが目立ち始める年代です。そんな40代にとって、美容クリームは大事なお助けアイテムです。この時期は、肌の新陳代謝が低下し、保湿がますます重要になります。

美容クリームを選ぶ際は、エイジングケア成分が豊富に含まれた製品を選ぶことが大切です。レチノールやビタミンC、ペプチドなどの成分は、肌のハリを保ち、シワを目立たなくする効果があります。また、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分も欠かせません。 これらは肌のうるおいを保持し、バリア機能を強化します。

50代/60代の美容クリームの選び方

50代・60代になると肌のコラーゲンやヒアルロン酸の減少が加速し、保湿が特に重要になります。
肌のエイジングが進行し、乾燥やシワ、たるみが顕著になるこの年代にこそ美容クリーム。
美容クリームを選ぶ際は、目的に応じた製品を選ぶことが大切です。ニールワン、純粋レチノール、ナイアシンアミドなどの成分は、シワの改善効果が期待できます。また、ビタミンCやEなどの抗酸化成分を含むものを選ぶことで 、肌のトーンを明るくし、若々しい印象を与えることにつながります。

美容クリームの正しい使い方とは?

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美容クリームの使い方の注意点は、まず洗顔後に化粧水で水分を補給し、十分に保湿することです。必要に応じて美容液や乳液で肌を整えた後、適量のクリームを手に取り、両手で温めてから顔全体にやさしくなじませます。
内側から外側へ向かって、やさしいタッピングやマッサージを行うと効果的です。目元や口元など、特に乾燥しやすい部分には重ね塗りをするとよいでしょう。最後に、軽く押さえることで成分が肌に浸透しやすくなります。

よくある質問

乳液と美容クリームはどちらが先か?

一般的には、乳液を先に使い、その後に美容クリームを重ねるのが効果的です。乳液と美容クリームは、化粧水や美容液で肌に与えた水分を、油分で閉じ込める役割を担っています。乳液と美容クリームでは、美容クリームのほうが通常油分が多く含まれており、肌のバリア機能を強化する役割も持っています。この順番で使用することで、より効果的なスキンケアが実現します。自分の肌状態に応じて、乳液と美容クリームのバランスを調整し、理想的な保湿を目指しましょう。

美容液とクリームはいつ使うべき?

一般的には、まず洗顔後に化粧水を肌になじませてから美容液を使います。美容液は高濃度の有効成分を含み、シミや美白など特定の肌の悩みにアプローチするためのアイテムです。美容液の後、仕上げとしてクリームを使用します。クリームは保湿効果が高く、水分を閉じ込める役割を果たします。油分が多く含まれているため、肌のバリア機能を強化し、うるおいをキープします。美容液とクリームを組み合わせることで、より効果的なスキンケアが実現でき、健やかな肌を保つことができます。

美容液と保湿クリームの違いは何か?

美容液と保湿クリームは、それぞれ異なる役割を持つスキンケアアイテムです。美容液は、肌の悩みに特化したもので、シミやハリ不足、乾燥などの具体的な問題にアプローチします。軽いテクスチャーで、肌にすぐに浸透しやすいため、効果が期待できます。
一方、保湿クリームは、肌の水分を保持し、バリア機能を強化する役割を果たします。油分を多く含み、肌の表面をしっかりとカバーすることで、うるおいを閉じ込める効果があります。効果的なスキンケアを行うためには、季節や肌タイプに応じて使い分けるのが理想的です。

まとめ

美容クリームは美肌づくりの重要なアイテム。オイル成分や水溶性保湿成分といった配合成分によっても保湿力やテクスチャーはそれぞれです。年代別の特徴を理解し、肌のニーズに応じたクリーム選びを心がけることが大切です。とりわけ40代以降は日常に取り入れたいアイテムです。美容クリームで理想的な肌を目指しましょう。

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監修者: 伊藤 幹彦医師

内科・皮膚科医(日本外科学会認定外科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本医師会認定産業医)
東京医科大学八王子医療センターなどで心臓血管外科として勤務後、東京警察病院外科医長に。2010年に伊藤メディカルクリニックを開業し、心臓血管外科を専門とし、高血圧や糖尿病、AGAなど幅広く対応している。「みなさまの健康を生涯にわたってお守りするよきパートナーとして、わかりやすく、丁寧な診察に努める」がモットー。

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