2024.05.24
美容

【医師監修】髪のうねりの治し方は?4つの対策と原因を解説!

髪のうねりを抑えるには頭皮や髪の老化を抑えよう!

髪のうねりは加齢による影響で生じることが知られています。頭皮や髪の老化を予防し、健康な状態を保つための頭皮ケアやヘアケアの方法について詳しく紹介します。
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マッサージをして頭皮のコリを取る

髪のうねりやくせを改善するためには、頭皮のコリをほぐすマッサージが効果的とされています。頭皮マッサージによって血流が改善され毛根に栄養が行き渡ると、健康な髪が生えやすい頭皮環境が整っていきます。
まずは、シャンプー前や就寝前に頭皮マッサージをおこなう時間をつくるのがおすすめです。ここでは、正しい頭皮マッサージの方法をご紹介します。

【頭皮マッサージの例】

1:頭皮全体を両手の指の腹で優しく押さえる。
2:生え際から頭頂部にかけて優しく指圧する。
3:頭皮を軽くつまむように指先でマッサージする。
4:頭を抱えるように両手のひらで円を描くように頭皮をもみあげる。

頭皮マッサージは、爪を立てずに優しくおこなうことを心がけましょう。

シャンプー前にブラッシングをする

シャンプー前のブラッシングには、髪のうねりやくせを改善する効果が期待できます。ブラッシングには、頭皮を刺激して血行を促進する働きがあり、健康な髪に導くことができるのです。
また、ブラッシングにより、キューティクルが整い髪にツヤを与える働きもあります。
ブラッシングは簡単にできるのでシャンプー前におこなうことを習慣にしてみるとよいでしょう。

シャンプーの後にドライヤーをする

シャンプー後は、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすことが、うねりやくせを改善するうえで重要です。髪が濡れたままだとキューティクルが開いた状態になり、水分が蒸発しやすくなります。水分が蒸発すると髪のうねりが強くなるだけでなく、パサつきやすくなってしまうのです。

ここでは、正しいドライヤーの使い方をご紹介します。

【ドライヤーの正しい使い方】

1:髪の表面ではなく、頭皮を乾かすように内側に当てる。
2:指を熊手のようにして、髪を上から下に向かって軽くひっぱるようにする。
3:冷風モードで手のひらの面で髪表面をコーティングするように上から下へ動かす。

たんぱく質を摂取する

髪のうねりやくせを改善するには、日々の食事に良質なたんぱく質を積極的に取り入れることが大切です。髪の毛の約99%はたんぱく質で構成されており、その主成分は約18種類のアミノ酸が結合して形成されるケラチンというたんぱく質です。
良質なたんぱく質とは、体内で合成できない必須アミノ酸をバランスよく含む食品のことを指します。卵や肉、魚などの動物性たんぱく質はその代表例です。また植物性たんぱく質の中でも大豆は、良質なたんぱく質です。

日々の食事内容を見直し、髪の健康のために良質なたんぱく質を取り入れてみることからはじめてみましょう。

髪のうねりやパサつきの原因は老化

髪のうねりやパサつきの主な原因として、髪の老化が挙げられます。ここでは老化が髪のうねりにどのように影響するのか、主な要因を5つご紹介します。
また、飲酒や喫煙は乾燥や血流の悪化を引き起こし、髪の老化を悪化させる要因にもなります。長年これらの習慣のある方は、注意しましょう。

毛穴のたるみ

頭皮が老化すると、毛穴が楕円形に変形することがあると言われています。その結果、頭皮の下にある髪が生えるための通り道である毛包も歪んでしまいます。一般的に健康な髪は、毛根から毛包(髪が生えてくる通り道)を通って真っ直ぐ生えてきます。

しかし、毛包が歪んでいると、表面に出てきた髪の毛が違う方向を向いてしまい、うねりが出やすくなってしまうのです。

コルテックス細胞の影響

コルテックス細胞は、髪の表面を覆うキューティクルの内側に存在する重要な細胞です。

パーマやヘアカラーの施術が影響を与えるのもこのコルテックス細胞です。そのため、頻繁にパーマやカラーを繰り返している髪は、コルテックス細胞にダメージが蓄積し、髪がうねりやすくなる傾向があります。

また、歳を重ねて白髪染めの頻度が増えることも髪のうねりに拍車をかける原因の1つです。

ホルモンバランスの影響

女性ホルモンは髪の健康に深く関係しており、ホルモンバランスが乱れると髪のうねりが生じやすくなるとされています。

女性は、妊娠や出産、更年期といったライフステージの変化によってホルモンバランスが崩れやすい時期があります。その影響を抑えるには、十分な睡眠を確保し、ストレスを減らしながら規則正しい生活を送ることが大切です。

水分バランスの影響

年齢を重ねると肌の水分が減少するのと同様に、頭皮や髪の水分量や皮脂分泌量も徐々に減少し、保湿力が低下する傾向があります。

保湿力が弱まると、髪の内側と外側の水分バランスが崩れ、髪がうねりやすくなるとされています。そのため、日々のヘアケアでは、肌と同じように頭皮や髪にも保湿を意識することが重要です。

遺伝によるくせ毛

くせ毛は遺伝の影響を受けると言われることが多いものの、その関係性を正確に証明した研究は現在のところ存在しません。

また、子どものころからくせ毛の場合でも一生変わらないということはありません。もともとストレートヘアなのに、成長過程でくせ毛になったり、逆にもともとくせ毛なのにストレートヘアになるということも考えられます。

スタイリングで髪のうねりをおさえる方法

日々のスタイリングに少し工夫を加えるだけで、扱いやすい髪に整えることが可能です。髪のうねりに悩んでいる方に向けて、スタイリングで手軽にうねりを抑える方法を解説します。

ブローを工夫する

ドライヤーを使ったブローは、髪のうねりを整える基本的な方法のひとつです。髪を乾かす際は、上から下に向かって温風を当てることで、キューティクルが整いツヤが出やすくなります。特にうねりが目立つ部分は、根元をしっかり濡らしてからスプレイヤーなどを活用して整えると効果的です。

また、ドライヤーを使用する際は、髪を軽く引っ張りながら乾かし、根元から毛先まで丁寧に風を送ることがポイントです。前髪のうねりには、うねりの方向と逆向きに風を当てると、自然な仕上がりが期待できます。仕上げに冷風を当てると、熱で整えた髪型が長持ちし、さらにツヤ感も増します。

ヘアアイロンを適切に使用する

ヘアアイロンを使う際は、温度設定と使用方法が重要です。アイロンの温度は、自分の髪質やくせの強さにあわせて設定しましょう。160℃程度から試してみて、髪に合う温度を見つける方法がおすすめです。髪のダメージが気になる場合は、140℃程度に設定することで負担を軽減できます。

熱ダメージを最小限に抑えるためにも、アイロンを髪に当てる時間は短くし、素早く通してください。

また、髪をアイロンで挟んだ後にゆっくりと動かすとムラなくくせが伸びます。特に前髪や顔周りの髪は細かく分けて整えることで、ナチュラルでまとまりのある仕上がりになります。

スタイリング剤を使い分ける

ドライヤーやヘアアイロンの後は、ヘアオイルやワックス、バームなどのスタイリングで仕上げます。

髪にツヤやまとまりをだしたいならヘアオイル、動きを出したいならワックスがおすすめです。

また、ヘアオイルとバームを混ぜて使うとウェット感が出つつ、まとまりも出ます。

スタイリング剤を使うことで、仕上がりの質感を自由に調整できます。髪にツヤやまとまりを与えたい場合はヘアオイルが適しています。一方で、髪に動きを加えたり軽やかなスタイルを作りたい場合はワックスを使用するとよいでしょう。

また、ヘアオイルとバームを組み合わせて使うと、ウェット感を持たせながら髪にまとまりを与えることができます。

スタイリング剤は少量ずつ手に取り、髪全体にムラなくなじませるのがポイントです。

まとめ

髪にうねりがおこる原因や対処法についてご紹介しました。

髪がうねる原因は加齢やホルモンバランスの変化などさまざまですが、原因を知り、正しいヘアケアをおこなえばうねりを軽減することができます。

女性にとって髪は一生綺麗でいたいものです。「もう歳だから」と諦めるのではなく、日々のヘアケアを丁寧におこなうことが大切です。ブローやアイロン、スタイリングなどを工夫することで、髪のうねりを防ぐことができます。

何からはじめたらよいかわからないという方は、この記事でご紹介した中から取り組みやすいことからはじめてみてください。

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監修者: 伊藤 幹彦医師

内科・皮膚科医(日本外科学会認定外科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本医師会認定産業医)
東京医科大学八王子医療センターなどで心臓血管外科として勤務後、東京警察病院外科医長に。2010年に伊藤メディカルクリニックを開業し、心臓血管外科を専門とし、高血圧や糖尿病、AGAなど幅広く対応している。「みなさまの健康を生涯にわたってお守りするよきパートナーとして、わかりやすく、丁寧な診察に努める」がモットー。

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